元大関朝乃山が巡業でまた負傷…不祥事から復帰以降は故障続きで「禊」ますます遠のく

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 2021年、当時大関だった朝乃山は、協会が定めた新型コロナの感染対策ガイドラインに違反し、6場所連続謹慎処分を食らった。これにより、大関から陥落。八角理事長(元横綱北勝海)からは、「大関復帰ではなく、横綱に昇進して初めて禊になる」とハッパをかけられた。

 前頭筆頭の先場所は9勝6敗。5月場所は大関陥落後は初となる三役返り咲きが濃厚と言われていた。三役昇進で、まずは大関復帰の足がかり……と思った矢先に、今回のケガである。

 右四つに組んでからの技術は、あの白鵬からも評価されていた朝乃山。理事長が期待する「禊」にも暗雲である。

  ◇  ◇  ◇

 朝乃山が3年前に「6場所連続謹慎」という重い処罰を受けたのは、単にコロナ感染ガイドラインに違反したからだけではない。ルールを破った揚げ句、それをごまかそうとウソまでついたことがアダとなったのだ。

 関連記事【もっと読む】…では、ことの顛末を詳細に報じている。

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